初心者でも楽しめる!東京湾奥でサビキ釣りの準備と釣り方をレクチャー

サビキ釣り

サビキ釣りは、初心者でも楽しめ・美味しい魚を手軽に釣ることができる方法です。

初心者が数を釣りたいときにはサビキ釣りがおススメで、ボウズ(釣れなかったこと)のがれに最適です。

小さな子でも気軽に楽しむことができ、家族連れでの釣りにも向いています。

この記事では、初心者向けにサビキ釣りの基本を分かりやすく解説し、道具選びから仕掛け、ポイント選び、釣り方、持ち帰り方まで詳しく紹介します。サビキ釣りの楽しみ方やコツを学び、最高の釣り体験を楽しみましょう。

目次

東京湾奥サビキ釣りで釣れる魚とシーズン

サビキ釣りでは様々な魚が釣れるため、釣り人に大変人気です。東京湾奥ではどのような魚が釣れるのか、そしてサビキ釣りのシーズンについて解説します。

釣れる魚の種類

東京湾奥では、サビキ釣りでの対象魚は、アジ、カタクチイワシ、コノシロ、サバ、メジナ(グレ)、サッパなど多種多様です。これらの魚はどれも美味しく、釣り人に喜ばれる魚ばかりです。

初心者の方でも、狙った魚を釣ることができるでしょう。

また、秋には、サビキ釣りで大物も狙うことができます。たとえば、サバやイナダは、餌のイワシの群れに引っ張られてやってくることがあります。

大物を釣るためには、仕掛けや道具の準備も重要ですが、サビキ釣りの基本を習得しておくことが大切です。

シーズンと釣り場の選び方

サビキ釣りのシーズンは、東京湾奥では水温が高くなってくる7~10月が最も盛期です。

この時期には、温かい水が魚を引き寄せ、さまざまな魚が回遊してきます。堤防の近くまで魚の群れがやって来るため、初心者の方にもアクセスしやすい釣り場がたくさんあります。

釣り場は、堤防の先端や水深のある場所がおすすめです。これらの場所は、魚の群れが集まりやすく、釣れやすい場所とされています。

また、釣り場に到着したら、人が集まっている場所や魚影を探すことが大切です。魚影が見つかったら、しっかりと寄せエサを入れて、魚を呼び寄せましょう。

道具の選び方とセッティング

サビキ釣りを楽しむためには、正しい道具選びが重要です。道具選びがより簡単になるように、この章では、釣り竿やリール、ラインが必要な道具を詳しく紹介し、それぞれの使い方やセッティング方法について説明します。

釣り竿の選び方

サビキ釣りで使う釣り竿は、2~5mの長さと1~3号の硬さがおすすめです。

初心者向けの釣り竿には、ノベ竿やスピニングリールをセットした磯竿やシーバスロッドがあります。これらの竿は、扱いやすく、釣りを始めるのに最適です。

釣り竿の長さや硬さは、使用する場所や狙う魚の種類によって異なります。また、長い竿は遠投が可能ですが、取り回しにくくなるため、はじめは短め~中くらいの長さの竿を選ぶことがおすすめです。

おすすめの竿はブルーベイ磯竿です

振り出し竿で持ち運びやすく長さもあるので岸から離すことができ、魚の回遊に当たりやすくなる可能性が高くなります。

シーバスロッドでも代用はできます。詳細はシーバスロッドのおススメ&選び方をお読みください。

リールの選び方

スピニングリール

釣りリールは、糸を巻いたり緩めたりして魚とやり取りを楽しむための道具です。サビキ釣りにはスピニングリールが一般的で、2500番前後の番手が使いやすいとされています。初心者が継続的に使う場合は、価格と品質を考慮してリールを選ぶことが重要です。

リール選びのポイントとしては、フィット感、価格、デザイン、ブランドなどが挙げられます。2000円前後のフィットスタイルのリール、3000円前後のお付き合い程度のリール、5000円以上の子供へのプレゼントにおすすめのリールなど、自分に合ったリールを選びましょう。

リールについて詳しく知りたい方は、釣りのリール選び方とおすすめリール解説をお読みください。

ラインの選び方

サビキ釣りにはナイロンラインが一般的ですが、近年ではフロロカーボンラインやPEラインも良く使われています。そして最近出てきたカーボンナイロンなどもあります。

初心者の方は、まずナイロンラインかカーボンナイロンで勝負することをおすすめします。また、釣り竿の番手に合わせてラインの番手を選ぶことも重要です。

堤防サビキ釣りには、ナイロン2~3号がおすすめですが、竿の番手以上や以下のラインを使っても問題ありません。

ただし、大物狙いの場合は太めのラインを選んだ方が安全です。また、透明度が高い場所では、フロロカーボンラインの使用も検討すると良いでしょう。

また、新素材のカーボナイロンラインもおすすめです。汎用性があり、使いやすいと思います。

カーボナイロンライン:価格が安く、ナイロンの操作性と遠投性能があり、これにフロロカーボンの低伸度性と高感度性能を兼ね備えたハイブリッドラインです。

サビキ仕掛けの選び方と下準備

サビキ釣りでは、特殊な仕掛けが必要です。この章では、サビキ仕掛けの選び方と下準備について解説します。

サビキ仕掛けの種類と選び方

サビキ仕掛けは、一本の幹糸から擬餌針が4~8本くらい枝分かれしている特徴的な仕掛けです。上カゴ式と下カゴ式の2つのタイプがありますが、初心者には下カゴ式がおすすめです。

また、釣具屋やインターネットで既製品のサビキ仕掛けを購入することが一番手っ取り早いでしょう。

サビキ仕掛けを選ぶ際には、魚の大きさに合わせてハリのサイズを選ぶことがポイントです。ハリのサイズが小さいほど小さな魚が釣れやすく、逆に大きいサイズのハリだと大物狙いになります。サイズを変えて試すことで、さまざまな魚を狙うことができます。

しかし、サビキ仕掛けにも色々な種類があり、どれを選べ良いか悩むと思います。値段が200円程度から500円ほどの仕掛けがあり、錘などもセットになったもの等は700円程度になります。

その中でおススメするものをいくつかご紹介します。

これらの針の大きさなどはサビキ釣りで狙う魚に合わせて買うと釣果が上がります。

下準備とセッティング方法

サビキ仕掛けのセッティングは、まずリーダーの取り付けから始めます。

リーダーは仕掛けとメインラインをつなぐ役割を持ち、適度な長さ(約50cm~1m)にカットしておきましょう。リーダーの片端には仕掛けのスナップ、もう片端にはリールにつなぐスイベルを結んでおくと便利です。

仕掛けをセットしたら、エサカゴに撒きエサを詰めて準備完了です。撒きエサはアミや寄せエサが一般的で、魚を寄せ集める効果があります。コマセカゴ(またはコマセ袋)に寄せエサを詰め、海面に撒いて魚を呼び寄せましょう。

※アミ姫などを使えば手がほとんど汚れることなく使用でき匂いもあまり気になりません。

サビキ釣りの釣り方の基本とコツ

サビキ釣りの基本的な釣り方と、湾奥で効率よく魚を釣るためのコツを学びましょう。驚くほどの釣果を楽しむことができます。

サビキ釣りの基本

サビキ釣りの基本的な釣り方は、海面に寄せエサを撒いてから糸を垂らし、待つだけです。

しかし、その間にも仕掛けを上下させる動作を行うことで、より確実に魚を釣ることができます。

上カゴ式の場合は、魚がいる水深のいちばん上あたりにコマセカゴが来るまで仕掛けを沈め、次に1~2回釣り竿を軽く上下させて餌をカゴからゆすり出します。

一方、下カゴ式の場合は、逆に魚がいる水深のいちばん下にコマセカゴが来るまで沈め、そして少しずつ仕掛けを上下させながら、仕掛けの長さぶん持ち上げていきます。

これらの方法に慣れることで、初心者でもサビキ釣りを楽しむことができます。

たくさん釣るコツ

サビキ釣りでたくさんの魚を釣るためのコツは、まず釣り場の情報を釣具屋さんで集めることです。

釣具屋さんでは、その時期に釣れる魚の種類やサイズを聞くことができます。

また、針のサイズを小さくしてみると、繊細なアタリにも対応でき、確実に釣り上げることが可能です。

さらに、1尾かかったらそのまま待ってみるというコツもあります。一度に複数の魚がかかることがあり、効率的に釣れることが期待できます。これらのコツを試して、サビキ釣りで思う存分楽しみましょう。

魚の持ち帰り方と注意点

サビキ釣りで釣れた魚は、適切な持ち帰り方をすることで、家でも美味しくいただくことができます。また、安全に釣りを楽しむための注意点も押さえておきましょう。

魚の持ち帰り方

サビキ釣りで釣れた魚の持ち帰り方は、クーラーボックスを準備しておき、氷を入れることがおすすめです。

その中に海水を注ぎ、釣れた魚はすぐに冷たい海水氷で締めることが大切です。

この方法で魚を持ち帰れば、家で新鮮な状態で魚を調理できます。

青物系は傷みやすいので、サバ折りなどをして血抜きをすぐにすることをおススメします。

持ち帰りの際には、釣り場で魚を調理することが禁止されている場合もあるため、注意が必要です。また、釣り場に汚れを残さないよう、ゴミは持ち帰ることがマナーです。

注意点

サビキ釣りを楽しむ際には、糸を巻き過ぎないことや周囲に注意して仕掛けを陸に上げることが大切です。糸を巻き過ぎると、糸が絡まってしまったり、釣りにくくなってしまいます。また、仕掛けを陸に上げる際には、周囲の人や自分自身にハリが刺さらないよう、注意しましょう。

さらに、釣り場のルールやマナーを守り、他の釣り人とも良好な関係を築けるよう心がけましょう。このような注意点を押さえて、安全で楽しいサビキ釣りを堪能しましょう。

まとめ

この記事では、初心者向けのサビキ釣りの基本を詳しく解説しました。

釣れる魚やシーズン、道具の選び方から仕掛け、ポイント選び、釣り方、持ち帰り方まで学ぶことができました。サビキ釣りは初心者でも楽しめる釣り方法ですので、ぜひこの記事を参考に、自分でも釣りに挑戦してみてください。

きっと素晴らしい釣り体験が待っています!

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