あんぐちゃん釣りを始めてみたいんだけど、道具って全部揃えたらいくらかかるの? 何万円もするイメージがあって、なかなか踏み出せなくて…。



その不安、よく分かるニャ。でも安心してほしいニャ。実は、釣りは5,000円あれば始められるんだニャ。大事なのは「何を買うか」じゃなくて「何を買わないか」ニャ。
「釣りを始めてみたいけど、道具にいくらかかるか分からない」──。
ネットで調べれば調べるほど、ロッドだのリールだの仕掛けだのと聞き慣れない言葉が並び、値段も数千円から数万円までバラバラ。
ちょっと想像してみてください。
釣具屋の入口まで行ったのに、棚に並ぶ大量の竿を前にして「…で、結局どれ?」と30分立ち尽くす。店員さんに声をかける勇気も出ず、スマホで検索するも情報が多すぎて余計に混乱。結局、何も買わずに帰ってきた──。
実はこれ、5年前の私そのものです。
社会人になって「何か趣味がほしい」と思い立ち、釣りに興味を持ったものの、知識ゼロ・道具ゼロ・周りに釣り人ゼロ。
最初の買い物では、よく分からないまま店員さんに勧められるがまま3万円以上を使い、そのうち半分は「最初は要らなかったもの」でした。
あの頃の自分に言いたい。「落ち着け。1万円あれば十分だ」と。
この記事では、当時の私と同じように「釣りの道具にいくらかかるのか分からない」という不安を抱えている方に向けて、予算5,000円〜3万円の4段階プランで具体的な道具と金額をすべてお見せします。
読み終わる頃には、「次の休日に何を買えばいいか」がはっきりと分かっているはずです。
- 予算別(5,000円・1万円・2万円・3万円)で揃えるべき道具の全リストと内訳
- 道具ごとの優先度──「絶対必要なもの」「後回しでOKなもの」の仕分け
- 100均・ホームセンターで代用できるアイテムと「ケチらない方がいいもの」の見極め
- 道具代以外にかかる「隠れコスト」(エサ代・駐車場代・交通費など)の全貌
- 釣り歴5年の筆者が実際に買って「正解だったもの」「後悔したもの」
釣りの初期費用は「思ったより安い」が結論


結論から言います。
釣りは5,000円あれば始められます。
1万円出せばかなり充実した装備が整い、2万円あれば長く使えるメーカー品の竿とリールが手に入ります。



「釣りはお金がかかる趣味」というイメージがあるかもしれないけど、他の趣味と比べてみると実はかなりリーズナブルだニャ。
参考までに、人気の趣味の初期費用を比べてみましょう。
| 趣味 | 初期費用の目安 | ランニングコスト(1回あたり) |
|---|---|---|
| 釣り(堤防釣り) | 5,000円〜2万円 | 1,000〜2,000円 |
| ゴルフ | 3万〜10万円 | 5,000〜1万5,000円 |
| キャンプ | 3万〜8万円 | 3,000〜5,000円 |
| スノーボード | 5万〜10万円 | 5,000〜1万円 |
| ランニング | 5,000〜2万円 | ほぼ0円 |
ランニングには敵いませんが、ゴルフやキャンプと比べると圧倒的にハードルが低いのが分かります。
しかも釣りは、うまくいけば「新鮮な魚」というお土産つき。
私が初めてサビキ釣りでアジを20匹釣った日、帰宅してアジフライにして食べたときの感動は、正直、高級レストランの料理にも負けないものでした。
釣りに必要な道具を「必須」「あると便利」「後回しでOK」に仕分け


釣りに必要な道具は多く見えますが、最初の1回に本当に必要なものは意外と少ないです。
私は初めての釣りの前にあれこれ買い込んでしまいましたが、結局使わなかったものがいくつもありました。



道具には優先度があるニャ。まずは「なくては釣りができないもの」だけに絞って買えばいいニャ。残りは実際に釣りをしてみて、「あった方がいいな」と感じてから買い足すのが賢いニャ。
| 優先度 | 道具 | 価格目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ★必須 | 竿・リールセット | 2,000〜5,000円 | 入門セットが手軽 |
| ★必須 | 仕掛け | 100〜500円 | 釣り方に合わせて選ぶ |
| ★必須 | エサ | 400〜700円 | アミコマセやアオイソメ等 |
| ★必須 | ハサミ | 110〜300円 | 糸を切る用。100均でOK |
| ★必須 | ライフジャケット | 2,000〜4,000円 | 命を守る装備。最優先 |
| ☆便利 | 水汲みバケツ | 330〜700円 | 手洗い・魚の一時保管に |
| ☆便利 | タオル | 110円〜 | 手拭き・魚を掴む用 |
| ☆便利 | プライヤー | 550〜1,200円 | 魚から針を外す用 |
| ☆便利 | クーラーボックス | 1,000〜3,000円 | 魚を持ち帰る場合に必要 |
| △後回し | タックルボックス | 500〜2,000円 | ジップロックで代用可 |
| △後回し | 竿立て(ロッドホルダー) | 500〜1,500円 | 堤防の柵に立てかければOK |
| △後回し | 偏光サングラス | 1,000〜3,000円 | なくても困らない |
| △後回し | 玉網(ランディングネット) | 2,000〜5,000円 | 大物を狙わない限り不要 |
★必須の道具だけなら、合計5,000円前後で揃います。
☆便利グッズまで揃えても1万円あれば十分おつりが来る計算です。
【予算別】道具一式プランを完全シミュレーション


ここからは、予算に合わせた4つのプランを具体的にシミュレーションしていきます。



予算が少なくても本当に釣りってできるの? 安い道具だとすぐ壊れたりしない?



安い道具でもちゃんと魚は釣れるニャ。魚は道具の値段を見てないニャ。大事なのは「その予算で何ができるか」を理解しておくことだニャ。
予算5,000円プラン ── とにかく1回釣りをしてみたい人向け
「続くか分からないから、まずはできるだけ安く試してみたい」という方にぴったりのプランです。
- 竿・リールセット(入門セット):約2,500円
- サビキ仕掛け(2セット):約400円
- アミコマセ(チューブタイプ):約500円
- ライフジャケット(固定式・ベストタイプ):約1,500円
- ハサミ(100均):110円
- 合計:約5,010円
このプランでは、堤防でのサビキ釣りが楽しめます。
サビキ釣りは、初心者が「最初の1匹」を釣る確率がもっとも高い釣り方で、アジ・イワシ・サバなどが狙えます。
竿・リールセットは「プロマリン わくわくサビキ釣りセット」のような入門セットが2,000〜3,000円台で手に入ります。



ダイソーの1,100円の竿でも、サビキ釣りならアジが釣れるよ! まずは「釣りってこんなに楽しいんだ!」を体感するのが一番大事だよね。
注意点としては、この価格帯の竿やリールは耐久性がやや低く、半年〜1年で買い替えが必要になる可能性があることです。
あくまで「お試し」として割り切り、釣りにハマったらステップアップするのが賢い選択でしょう。
予算1万円プラン ── 初心者に一番おすすめの「バランス型」
もし「予算はいくらがいい?」と聞かれたら、私は迷わず「1万円」と答えます。
5,000円プランでもサビキ釣りは楽しめますが、1万円あれば道具の品質がワンランク上がり、ちょい投げ釣りや穴釣りにも挑戦できるようになります。
- 竿・リールセット(メーカー製入門セット):約4,000円
- サビキ仕掛け(3セット):約600円
- ちょい投げ仕掛け(2セット):約500円
- アミコマセ(1kg冷凍ブロック):約400円
- アオイソメ(30g):約300円
- ライフジャケット(固定式):約2,000円
- 水汲みバケツ(ロープ付き):約700円
- ハサミ(100均):110円
- プライヤー(ダイソー釣り用):550円
- タオル(100均・2枚入り):110円
- 合計:約9,270円
このプランのポイントは、竿・リールをメーカー製にしていることです。
具体的には「プロマリン わくわくちょい投げセットDX」や、浜田商会の入門セットなどが4,000円前後で手に入ります。
メーカー製の入門セットは、ノーブランド品と比べてリールの巻き心地や竿の強度が一段上で、1年以上使い続けられる耐久性があります。
正直に告白すると、私は最初に5,000円プラン相当のノーブランドセットを買い、2か月でリールのハンドルがぐらぐらになりました。
結局メーカー製を買い直すことになり、トータルでは余計にお金がかかってしまったんです。



「安物買いの銭失い」になりやすいのが竿とリールだニャ。ここだけはメーカー製を選んでおくと、結果的にコスパがいいニャ。
予算2万円プラン ── 「長く続ける」つもりの人向け
「釣りを始めるからには本腰を入れたい」「道具をすぐに買い替えたくない」という方には、2万円プランがおすすめです。
- 万能竿(磯竿3号・3m):約5,000〜7,000円
- スピニングリール(シマノ or ダイワ 2500〜3000番):約5,000〜9,000円
- ナイロンライン3号:約500円(リールに糸が付属していない場合)
- 仕掛け各種(サビキ・ちょい投げ・ブラクリ):約1,200円
- エサ(アミコマセ+アオイソメ):約700円
- ライフジャケット(固定式・しっかりした作り):約3,000円
- 水汲みバケツ:約700円
- プライヤー(釣り用ステンレス製):約1,200円
- クーラーボックス(10L程度):約1,500円
- 小物(ハサミ・タオル・ジップロック等):約500円
- 合計:約17,300〜20,300円
このプランの最大の違いは、竿とリールを「個別に」選んでいる点です。
セット品ではなく、シマノの「シエナ」やダイワの「レブロス」といった定番の初心者向けリールを個別に選ぶことで、自分の釣りスタイルに合ったタックルを組むことができます。
リールの巻き心地がセット品とは段違いに滑らかで、竿の感度も高いため、魚のアタリ(魚が食いついた時の手応え)がはっきり分かるようになります。



竿先にコツッと伝わるアタリの感触は、いい道具ほどクリアに感じ取れるニャ。この「手に伝わる感覚」が釣りの面白さの一つだニャ。
また、クーラーボックスが入るため、釣った魚を新鮮な状態で持ち帰れるのも大きなメリットです。
竿とリールはそれぞれ3年以上は使えるものが選べるので、長い目で見れば1万円プランより経済的かもしれません。
予算3万円プラン ── 「妥協したくない」こだわり派向け
「どうせ始めるなら最初からいいものを揃えたい」「買い直しは絶対にしたくない」という方は、3万円の予算を確保するのがベストです。
- 万能竿(シマノ ホリデー磯 or ダイワ リバティクラブ):約7,000〜10,000円
- スピニングリール(シマノ 22サハラ or ダイワ 23レガリス 2500番):約5,000〜10,000円
- ナイロンライン3号:約500円
- 仕掛け各種(サビキ・ちょい投げ・ブラクリ・ルアー用ジグヘッド等):約2,000円
- エサ各種:約1,000円
- ライフジャケット(桜マーク付きor高品質固定式):約4,000円
- クーラーボックス(15〜20L):約3,000円
- 水汲みバケツ:約700円
- プライヤー(多機能タイプ):約1,500円
- 魚つかみバサミ:約300円
- 小物一式(ハサミ・タオル・ジップロック・エサ箱等):約1,000円
- 合計:約26,000〜31,000円
3万円プランでは、竿もリールもシマノ・ダイワの「初心者卒業後も長く使える」グレードが選べます。
特にリールは「シマノ 22サハラ」や「ダイワ 23レガリス」クラスを選べば、巻き心地の滑らかさに思わず驚くはずです。
私が初心者セットから22サハラに買い替えたとき、ハンドルを回した瞬間「え、なにこれ…」と声が漏れました。
例えるなら、ママチャリからロードバイクに乗り換えたときの感覚に近いかもしれません。



3万円プランなら、サビキ釣り・ちょい投げ・穴釣りはもちろん、ちょっとしたルアーフィッシングにも対応できるニャ。長く使えるから、結果的にコスパは最強だニャ。
予算別プラン比較まとめ
4つのプランを一覧で比較してみましょう。
| 項目 | 5,000円プラン | 1万円プラン | 2万円プラン | 3万円プラン |
|---|---|---|---|---|
| 竿・リール | ノーブランドセット | メーカー製セット | メーカー品個別購入 | シマノ/ダイワ上位機種 |
| できる釣り | サビキ・穴釣り | サビキ・ちょい投げ・穴釣り | 左記+ルアー入門 | ほぼ全ての堤防釣り |
| 安全装備 | 最低限のLJ | 固定式LJ | しっかりしたLJ | 高品質LJ |
| 魚の持ち帰り | ×(別途用意が必要) | ×(別途用意が必要) | ○(クーラー付き) | ○(大容量クーラー付き) |
| 道具の耐久性 | 半年〜1年 | 1〜2年 | 3年以上 | 5年以上 |
| おすすめの人 | お試ししたい人 | 初心者全般 | 本腰を入れたい人 | 妥協したくない人 |



迷ったら「1万円プラン」がベストニャ。必要十分な道具が揃って、1年以上は使い続けられるニャ。釣りにハマったらリールだけ上位機種に買い替えるのが賢いステップアップ方法だニャ。
道具ごとの選び方と「失敗しない」ポイント





予算のイメージはつかめてきた! でも実際にお店で選ぶとき、竿とかリールって何を基準に選べばいいの?
ここからは、各道具の「失敗しない選び方」を掘り下げていきます。
竿(ロッド)── 初心者は「万能竿」一択でいい理由
竿選びで初心者が失敗しがちなのが、「釣りの種類ごとに専用竿を買おうとする」ことです。
サビキ専用、投げ釣り専用、ルアー専用…と集め出したらキリがありません。
最初の1本は「万能竿」で十分です。



竿選びは料理の包丁に例えると分かりやすいニャ。まず「万能包丁」が1本あれば、たいていの料理はこなせるニャ? 竿も同じで、万能竿が1本あればサビキもちょい投げも穴釣りも対応できるニャ。
具体的には、磯竿の2〜3号、長さ2.7〜3.6mあたりが万能竿として使いやすいです。
初心者が扱いやすいおすすめの竿を紹介します。
| 商品名 | メーカー | 長さ | 価格帯 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| ホリデー磯 3号 300 | シマノ | 3.0m | 約7,000〜8,000円 | 軽量・高感度。長く使える定番品 |
| リバティクラブ 磯風 3号 300 | ダイワ | 3.0m | 約6,000〜7,000円 | 初心者に優しい設計。コスパ優秀 |
| ソルパラ SPS-S76UL | メジャークラフト | 約2.3m | 約6,000〜8,000円 | ルアー入門にも対応。軽くて使いやすい |
【用語解説】竿の「号数」や「ft(フィート)」って何?
「号数」は竿の硬さ(パワー)を表す指標で、数字が大きいほど硬く、重い仕掛けや大きい魚に対応できます。初心者は2〜3号が万能です。「ft(フィート)」はルアーロッドで使われる長さの単位で、1ft=約30cmです。7ft=約2.1m、9ft=約2.7mとなります。堤防釣りなら7〜9ft(2.1〜2.7m)が扱いやすい長さです。
竿のメーカー公式サイトで詳細スペックを確認するのもおすすめです。
リール ── 「スピニングリール」を選べば間違いない
リールには主に「スピニングリール」と「ベイトリール」の2種類がありますが、初心者はスピニングリール一択です。
ベイトリールは使いこなすのにコツが必要で、「バックラッシュ」(糸がぐちゃぐちゃに絡まるトラブル)が頻発します。
スピニングリールなら、そのトラブルがほとんど起きません。
番手(サイズ)は2500番〜3000番が万能で、堤防でのサビキ釣り・ちょい投げ・ルアー入門まで幅広く対応できます。



リールを選ぶとき、「糸付き(ライン付き)」のモデルを選ぶと別でラインを買わなくて済むからお得だニャ。シマノのシエナやダイワのジョイナスは糸付きで売られているニャ。
【用語解説】リールの「番手」って何?
「番手」はリールのサイズを表す数字です。数字が大きいほど糸をたくさん巻けて、大きな魚を狙えます。1000番台は渓流など小物向け、2000〜3000番が堤防釣り全般向け、4000番以上はショアジギングなど大物向けです。初心者は「2500」か「C3000」と書かれたモデルを選べば、ほぼどんな堤防釣りにも使えます。
ライン(釣り糸)── ナイロン3号で始めよう
ラインには主に「ナイロン」「フロロカーボン」「PE」の3種類がありますが、初心者はナイロンライン一択です。
理由は3つあります。
- 伸縮性があるので、魚が暴れても糸が切れにくい(初心者に優しい)
- 扱いが簡単で、糸のトラブル(絡まりなど)が少ない
- 価格が安い(500円前後で150m巻きが買える)
号数は3号が堤防釣り全般に対応できます。
なお、糸付きリールを買えばラインを別途購入する必要はありません。
仕掛け ── 釣り方ごとに100円から揃う
仕掛けは釣り方によって種類が異なりますが、初心者が最初に覚えるべき釣り方は「サビキ釣り」「ちょい投げ釣り」「穴釣り」の3つです。
| 仕掛けの種類 | 対応する釣り方 | 狙える魚 | 1セットの価格 |
|---|---|---|---|
| サビキ仕掛け | サビキ釣り | アジ・イワシ・サバ | 100〜300円 |
| ちょい投げ天秤仕掛け | ちょい投げ釣り | キス・ハゼ・カレイ | 200〜400円 |
| ブラクリ | 穴釣り | カサゴ・メバル | 150〜300円 |
仕掛けは消耗品なので、根がかり(海底に仕掛けが引っかかること)でロストする前提で各2〜3セット用意しておくと安心です。
ダイソーでもサビキ仕掛けやブラクリが110円で売っており、品質もそこそこ使えます。
エサ ── 虫が苦手でも大丈夫な選択肢がある
初心者が意外とハードルに感じるのが「エサ」の問題です。
海釣りで代表的なエサ「アオイソメ」は、見た目がミミズに似た虫で、動きもなかなかインパクトがあります。
正直に言うと、私も最初はまったく触れませんでした。
釣具屋のおじさんに「これ、針に刺してね」と渡されたアオイソメの袋を開けた瞬間、ウネウネと動く生き物たちが目に飛び込んできた。指先でつまむだけで5分。やっとの思いで1匹つかんだら、噛まれた。思わず「痛っ!」と叫んで、隣の釣り人に笑われた──。でも3回目くらいから慣れました。人間の適応力ってすごいです。



虫が苦手な人は「パワーイソメ」っていう人工のエサがおすすめだよ! 見た目はアオイソメに似てるけど、動かないし常温保存できるから扱いやすいよ。マルキューっていうメーカーが出してるよ。
サビキ釣りで使う「アミコマセ」は、チューブタイプ(マルキュー「アミ姫」など)を選べば手を汚さずにカゴに注入できます。
虫エサが苦手という理由だけで釣りを諦めるのは、本当にもったいないことです。
虫に触れなくても、釣りは十分に楽しめます。
ライフジャケット ── 命を守る装備は最優先で買うべき
ライフジャケットは、釣り道具の中で唯一「命に関わる」装備です。
海上保安庁の統計によると、海中転落時にライフジャケットを着用していた場合の生存率は、未着用の場合の約2倍とされています。
堤防は柵がない場所も多く、コンクリートの表面が海水や苔で滑りやすくなっていることがあります。



「自分は大丈夫」と思ってる人ほど危ないニャ。ライフジャケットは竿やリールよりも先に買ってほしいくらい大事な道具だニャ。
- 初心者には「固定式(フローティングベスト型)」がおすすめ。着るだけでOK。
- 船釣りをする場合は「桜マーク(国土交通省認定)」付きが必須。堤防釣りでは桜マークなしでも使用可。
- 子ども用は体重・体格に合ったサイズを必ず選ぶこと。大人用では浮力が適切に働かない可能性がある。
安いものでは2,000円台から購入できますので、竿やリールよりも先に買ってほしいくらいの優先度です。
100均・ホームセンターで「賢く節約」できる道具リスト


「できるだけ予算を抑えたい」なら、100均とホームセンターを味方につけてください。
ただし、100均で十分なものと、100均では力不足なものがあります。





100均で買えるものと、ちゃんとした釣具屋で買った方がいいものを見極めるのが大事ニャ。間違えるとかえって出費が増えるニャ。
| アイテム | 100均で十分? | コメント |
|---|---|---|
| ハサミ | ◎(十分) | 糸切り用なら100均の小さめのハサミでOK |
| タオル | ◎(十分) | おしぼりサイズが使いやすい |
| ジップロック | ◎(十分) | 仕掛け収納・防水に大活躍 |
| エサ箱(小型タッパー) | ◎(十分) | ダイソーのオープンケースが便利 |
| 水汲みバケツ | ○(使える) | ダイソー330円で折りたたみ式あり |
| サビキ仕掛け | ○(使える) | 110円で買える。品質は釣具屋の方が上 |
| ブラクリ | ○(使える) | 110円。穴釣りに使える |
| 竿 | △(お試しなら) | 1,100円。耐久性は低い。お試し用と割り切る |
| リール | ×(非推奨) | 糸ヨレや巻き取り不良が起きやすい |
| プライヤー | △(注意) | ダイソー釣り用550円はOK。100円のラジオペンチは海水で錆びやすい |
私が初めて魚を釣ったときのタックルは、実はダイソーの1,100円の竿とサビキ仕掛けでした。
夕暮れの堤防で、竿先がグッと引き込まれ、銀色に光る15cmほどのアジが水面から姿を現した瞬間、手が震えていたのを覚えています。
道具の値段に関係なく、最初の1匹の感動は変わりません。
道具代だけじゃない!見落としがちな「隠れコスト」





道具を揃えたらあとはタダで釣りできるの? 他にもお金かかったりする?



いい質問だニャ。実は道具代以外にも毎回かかる費用があるニャ。これを知らないと「思ったよりお金かかるじゃん…」ってなるから、最初に把握しておくのが大事ニャ。
1回の釣行にかかるリアルなコスト内訳
私が堤防でサビキ釣り+ちょい投げ釣りをする場合の、リアルな1回あたりの費用がこちらです。
| 費用項目 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| エサ代(アミコマセ+アオイソメ) | 700〜1,000円 | 半日釣行の場合 |
| 駐車場代 | 0〜1,000円 | 無料の釣り場も多い |
| 交通費(ガソリン代) | 500〜1,500円 | 片道30km想定 |
| 氷代 | 200〜300円 | クーラーボックス用。コンビニで購入可 |
| 飲食費 | 500〜1,000円 | 自販機・コンビニ等 |
| 海釣り施設利用料 | 0〜1,000円 | 施設の場合。堤防は無料 |
| 仕掛けの買い足し | 0〜500円 | 根がかりでロストした場合 |
| 合計 | 約1,500〜4,500円 |
無料の堤防でサビキ釣りだけなら、エサ代+交通費の約1,000〜2,000円で半日楽しめます。
映画1本分の値段で、自然の中で何時間も遊べると思えば、かなりコスパのいい趣味だと思いませんか。
年間でかかる「消耗品コスト」の目安
釣りを始めると、毎回消耗する「ランニングコスト」が発生します。
月1回ペースで堤防釣りに通った場合の年間コストをシミュレーションしてみました。
- エサ代:700円 × 12回 = 約8,400円/年
- 仕掛け代(サビキ・ちょい投げ・予備含む):500円 × 12回 = 約6,000円/年
- ライン交換(半年に1回):500円 × 2回 = 約1,000円/年
- 交通費:1,000円 × 12回 = 約12,000円/年
- その他(氷・飲食など):500円 × 12回 = 約6,000円/年
- 年間合計:約33,400円(月あたり約2,800円)
月3,000円弱で、毎月半日〜1日の自然の中でのリフレッシュタイムが手に入ると考えれば、趣味としてはかなり経済的です。
しかも、釣った魚を持ち帰れば食費の節約にもなります。
筆者が実際に買って「正解だったもの」「後悔したもの」


ここからは、私(ひろ)が釣りを始めてから5年の間に買った道具の中で、「これは買ってよかった!」と心から思えるものと、「これは最初は要らなかった…」と後悔したものを正直に公開します。
① シマノ 19シエナ C3000(リール・約2,500円)──糸付きで即使えて、巻き心地も滑らか。2年以上現役で使い続けた。初心者リールの決定版。
② マルキュー アミ姫(チューブ式コマセ・約550円)──手が汚れない、臭くない、常温保存できる。サビキ釣りの救世主。冷凍ブロックを解凍する手間が要らないのが最高。
③ 100均のジップロック(仕掛け収納用・110円)──仕掛けを釣り方別に整理できて、現場で「あの仕掛けどこ?」とならない。防水にもなる。地味だけど釣行のストレスが激減した。
① ノーブランドの激安竿リールセット(約1,500円)──リールのハンドルが2か月でぐらつき始め、巻き取り時にガタガタ音が鳴るように。結局メーカー製に買い替えて二重出費に。
② 大型の玉網(約3,000円)──「大物が釣れたらどうしよう」と期待して買ったが、初心者がいきなり玉網が必要なサイズの魚を釣ることはまずなかった。1年間一度も使わず車に積みっぱなし。
③ 高級偏光サングラス(約5,000円)──確かに水面のギラつきが抑えられて見やすいけれど、初心者の段階では「水中の魚を見て釣る」技術がないのでほとんど意味がなかった。帽子+100均サングラスで十分だった。



失敗も立派な経験だニャ。大事なのは「次に同じ失敗をしないこと」ニャ。この記事を読んでる方は、ひろの失敗から学べるからラッキーだニャ。
道具を揃えたら最初に行くべき釣りはこれ


道具が揃ったら、次は実際に釣りに出かけましょう。
初心者の最初の釣りには、堤防でのサビキ釣りを強くおすすめします。
理由はシンプルで、サビキ釣りは「釣れる確率がもっとも高い」からです。
特に夏〜秋(6月〜10月頃)のアジやイワシの回遊シーズンは、初心者でも数十匹の釣果が期待できます。
「最初の釣りでボウズ(1匹も釣れない)」という事態を避けるためにも、釣れる可能性が高い釣り方を選ぶのが大切です。
初めてなら「海釣り施設」や「漁港の堤防」がおすすめです。海釣り施設はトイレ・駐車場・売店が揃っていて安全面も管理されています。釣り場情報は海の釣り場情報などで事前にチェックしましょう。
竿にリールをセットし、道糸にサビキ仕掛けを結びます。コマセカゴにアミコマセを詰めて海に投入し、竿を上下に動かしてコマセを拡散させます。あとは魚がエサに寄ってくるのを待つだけ。竿先がビクビクと動いたら、それがアタリのサインです。
竿を持ち上げてリールを巻き、魚を水面まで上げます。タオルで魚を掴み、プライヤーで針を外しましょう。持ち帰る場合は氷を入れたクーラーボックスへ。リリースする場合は優しく海に戻してあげてください。
釣りが終わったら、自分の釣り座周辺をきれいに掃除しましょう。コマセで汚れた地面は水汲みバケツで海水をかけて流します。ゴミは必ず持ち帰ること。「来た時よりもきれいに」が釣り人の基本マナーです。
私が初めてサビキ釣りでアジを釣った日のことは、5年経った今でも鮮明に覚えています。
竿先がビクビクッと動いた瞬間、心臓がドクドクと跳ね上がりました。
リールを巻く手が震え、水面にキラッと光る銀色の魚体が見えたとき、思わず「やった!」と声が出ていました。



その「やった!」の瞬間が、釣りの原点だニャ。道具が高いか安いかは関係ないニャ。まずはその感動を味わってほしいニャ。
釣りの知識を動画で学ぶのが最短ルート


道具の使い方や仕掛けの結び方は、文章や写真だけでは正直分かりにくい部分もあります。
動画で学ぶのが、初心者にとっては最短ルートです。
YouTubeにも釣り動画はたくさんありますが、初心者向けに体系的に学びたいなら「釣りビジョンVOD」がおすすめです。



動画で見るとイメージしやすい! 仕掛けの結び方とか、文字だけだと全然分からなかったから助かる…。
釣りビジョンVODは、釣り専門チャンネル「釣りビジョン」の番組が見放題のサービスで、初心者向けの「釣り入門」系番組から、釣り場ガイド、釣り方テクニック解説まで8,000本以上の動画が揃っています。
実際に釣り場で竿を出す前に、自宅で予習しておくと現場での不安がグッと減りますよ。
使わなくなった道具はどうする?釣具の買取サービス


釣りを続けていると、道具の買い替えやステップアップで使わなくなるものが出てきます。
押入れの奥に眠らせておくのはもったいないですし、新しい道具の購入資金に充てられれば一石二鳥です。
「フィッシングコレクト」は、釣具専門の宅配買取サービスで、自宅から箱に詰めて送るだけで査定・買取してもらえます。



使わなくなった道具を売って、その資金で新しい道具を買うのは賢いやり方だニャ。タンスの肥やしにしておくのはもったいないニャ。
送料・査定料は無料なので、「値段がつくか分からないけど試しに出してみたい」という方にもハードルが低いサービスです。
私も初心者時代に買って使わなくなったリールや竿を買い取ってもらい、その資金でシマノのサハラを購入した経験があります。
車中泊釣行に興味があるならポータブル電源も視野に


釣りにハマると、「もっと早朝から釣りたい」「遠くの釣り場に行きたい」という欲が出てきます。
そんなときに便利なのが車中泊釣行です。
前日の夜に釣り場近くの駐車場に到着し、車内で仮眠して、朝マズメ(夜明け前後の魚がよく釣れる時間帯)に合わせて竿を出す。
私が初めて車中泊釣行をしたとき、車内で目覚ましが鳴る前に波の音で目が覚めました。まだ薄暗い港の空気は潮の香りに満ちていて、「ああ、この瞬間のために来たんだ」と静かに実感しました。ただし、シートの凹凸で腰がバキバキだったのは今でも忘れられません。車中泊専用マットの大切さを身をもって知った夜でした。
車中泊釣行を快適にするためには、ポータブル電源があると格段に便利です。
スマホの充電、LEDランタンの電源、夏場の扇風機、冬場の電気毛布など、あるとないとでは快適さが段違いです。
| メーカー | おすすめモデル | 容量 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| BLUETTI | EB3A | 268Wh | 約30,000円前後 | コンパクト・急速充電対応。車中泊入門に最適 |
| Jackery | Explorer 300 Plus | 288Wh | 約35,000円前後 | 軽量・長寿命バッテリー。持ち運びやすい |
ポータブル電源は釣り以外のキャンプや災害時にも使えるので、1台持っておくと何かと重宝します。
また、車中泊で快適に眠るためには専用のマットがあると翌朝の体の疲れがまったく違います。
シートの凹凸を吸収してくれるので、朝起きたときの腰の痛みが劇的に軽減されます。


よくある質問


まとめ ── 釣りは5,000円から始められる。大事なのは「最初の一歩」


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、この記事のポイントを改めて整理します。
- 釣りの初期費用は5,000円〜3万円。1万円プランが初心者にもっともおすすめ。
- 道具には優先度がある。「必須」の5アイテムだけ揃えれば、まずは釣りができる。
- 100均で代用できるものは積極的に活用。ただし竿・リールはメーカー品がコスパ最強。
- 道具代以外の「隠れコスト」は1回あたり約1,500〜4,500円。月3,000円弱で楽しめる趣味。
- 最初の釣りは堤防のサビキ釣りがベスト。釣れる確率が高く、初心者でも「最初の1匹」を手にしやすい。
5年前、釣具屋の棚の前で立ち尽くしていた自分に伝えたいことがあります。
「完璧な準備」は要らない、ということです。
最初は安い道具でも、仕掛けの結び方が下手でも、エサの付け方がぎこちなくても、全部大丈夫です。



最初はみんな初心者だよ! 大事なのは「やってみたい」って気持ちだけ。道具は最低限でいいから、まずは釣り場に行ってみよう。きっと、想像以上に楽しい世界が待ってるよ!
夕暮れの堤防で、竿先がグッと引き込まれるあの感触。
水面にキラッと光る銀色の魚。
帰り道に立ち寄ったスーパーで刺身の値段を見て、「今日は自分で釣った魚がある」と少しだけ誇らしくなる気持ち。
その体験は、5,000円で手に入ります。
次の休日、まずは道具を揃えるところから始めてみてください。
きっと、あなたの週末が変わりますよ。
\まずは動画を見て週末に備えよう/








