若洲海浜公園は東京都江東区にある公園で、初心者にもオススメな海釣りスポットです。
釣り専用の防波堤には柵が設置されており、小さな子供が海に落ちる心配もありません。釣り具のレンタルやトイレなどの設備も整っており、釣り初心者の子連れ家族にはかなりオススメな海釣りスポットです。
さらに、公園には釣り場の他にもゴルフ場やサイクリングロード、ヨットの訓練場などがあります。
本記事では、若洲海浜公園での釣りスポットや釣り方、アクセス方法や設備について詳しく紹介します。
釣りスポットとポイント

若洲海浜公園ではキャンプ場前の護岸、中央の防波堤、人工磯の3箇所で釣りが許可されています。
それぞれのスポットで釣れる魚の種類や釣り方が異なりますので、自分に合った釣りスポットを選ぶことができます。ここでは3つの釣りスポットについて詳しくご紹介します。
キャンプ場前の護岸
キャンプ場前の護岸は、足元でのサビキ釣りやちょい投げでハゼを狙うことができます。
ここでは足元部分から水深が深くなっており、イワシやアジなどの回遊魚も回ってきます。また、駐車場から近く、ベンチやあずまやもありますので、家族連れにも便利な釣りスポットです。
キャンプ場前の護岸でも釣れる魚は豊富で、
- クロダイ
- メバル
- メジナ
- ボラ
- マハゼ
- アイナメ
- マコガレイ
- イシモチ
- カサゴ
- シロギス
などが釣れます。
石積みには大きな石が魚の隠れ家となっており、様々な魚が生息しています。
中央の防波堤
中央の防波堤は全長約600mで、特に人気が高く、混雑が予想されます。
開門時間は6時~21時です。ただし、悪天候などで利用できない場合があります。
土日は6時前から並ぶ人が多く、ハイシーズンは長蛇の列ができています。早めの到着をおススメします。
防波堤は約600メートルもあり、鉄柵が設置されていて海に落ちる心配がありません。
水深は足もと部分から深くなっており、イワシやアジなどの回遊魚も回ってきます。防波堤の真ん中あたりが狙い目で、水深も適度でトイレも近く便利です。
防波堤の先端近くに行くと空いていて、大物の釣果が期待できます。中央の防波堤で釣れる魚の種類は豊富で、
サビキ釣りでは、
- 小アジや豆アジ
- サッパ
- カタクチイワシ
- コノシロ
がよく釣れます。回遊があれば青物(サバなど)も狙うことができます。
ウキ釣りやちょい投げ釣りでは
- クロダイ
- メバル
- メジナ
- ボラ
- マハゼ
- アイナメ
- マコガレイ
- カサゴ
などが釣れます。
人工磯
人工磯は広大なポイントで、大きな石が積み上げられています。濡れていると滑るため注意が必要です。
人工磯では磯釣りや磯遊びが楽しめます。撒き餌やルアーも使えます。ただし、足場が危険なので子連れ家族には不向きです。
人工磯では
- カサゴ
- メバル
- クロダイ
- シーバス(スズキ)
が狙えます。
シーバスならルアー釣りですが、ウキ釣りやミャク釣り、穴釣りがオススメです。
ウキ釣りの場合はウキ下を2〜3ヒロとり、10m程先の沖合いを狙うと良いでしょう。
コマセにオキアミを使えばクロダイやメジナが狙えます。また、穴釣りではアオイソメでカサゴやメバルを釣ることができます。
アクセスと設備
若洲海浜公園は東京都心部からすぐにアクセスできる人気の釣り場です。
新木場駅からバスに乗り換えれば到着できます。公園は広大でキャンプやゴルフ・サイクリングロードもあります。東岸は釣り禁止エリアですが、公園内には売店や公衆トイレ・休憩所・案内所もあります。
安全のための柵や感染症対策の看板も設置されています。
若洲アウトドアセンターではキャンプやバーベキューも可能で、必要な道具や食材のレンタルも行っています。
釣り具やカップラーメンなどを販売している売店もあります。
釣竿のレンタルも可能で、初心者にはサビキ釣りがオススメです。トイレも近くにありますが、石鹸は持参する必要があります。
季節ごとの釣果とおすすめの釣り方
若洲海浜公園では春から冬まで様々な魚が釣れます。
四季ごとの釣果もあり、春にはウミタナゴやカサゴ、夏にはアジやイワシ、秋にはアジやイワシ、冬にはアイナメやカサゴが釣れます。
また、若洲フィッシングストアのTwitterアカウント@wakasu_umiduriで釣果情報が発信されています。
おすすめの釣り方
サビキ釣り
何かしら釣りたいという方におすすめなのがサビキ釣りです。
サビキ釣りで重要なのが針の大きさです。若洲海浜公園で釣れる魚はさほど大きくはないため、5号以上の針になると極端に釣れる数が減ります。
そこでおすすめなのが、ハイパーパニックの2号です。

OWNER(オーナー) ショートハイパーパニック7 R-3471 5.0-1.0
針が小さいですが、そのぶん口が小さい魚でも食いつきがよく、よく釣れてくれます。
まわりが釣れていて、自分たちだけが釣れないと感じたら針のサイズを変える事を考えてください。
ちょい投げ釣り
若洲海浜公園の防波堤側は振りかぶっての釣りは禁止されています。下投げで20m程度先の所を狙いましょう。
エサ釣りでは、青イソメを使った釣りがおすすめです。
ジェット天秤や錘を使った仕掛けでシロギスやハゼ・イシモチその他いろいろな魚種を狙うことができます。

富士工業(FUJI KOGYO) ミニミニジェット天秤 2JO-SS 5号

がまかつ(Gamakatsu) チョイ投げパーフェクト仕掛 N137 6号-ハリス1. 45581-6-1-07
シーバス釣り
シーバスを狙うならバイブレーションルアーやミノー、シャッドテール系ワームが効果的です。
一番釣果があるのは、どこでも人気のあるコアマンのVJシリーズです。

COREMAN(コアマン) ルアー VJ-16 バイブレーションジグヘッド シルバーヘッド/コボラサッパ
ただし、初心者は高いルアーを使ってロストするとショックがでかいと思います。
100均のダイソーにコアマンVJに似たジグヘッドが売っていますので、そちらと併用して使用するのが良いとおもいます。

ロックフィッシュ
ロックフィッシュを狙うにはジグヘッドリグや生エサがおすすめです。
タックルとしては8ftクラスの2ピース仕様エギングロッドが便利で、2500番前後のスピニングリールに0.6号前後のPEラインを巻くと良いです。セフィアBBシリーズのMパワーブランクスロッドがおすすめで、全長は2.59mで継数は2本、仕舞寸法は133.2cmです。価格も1万円台とリーズナブルです。
注意事項とマナー
若洲海浜公園での釣りを楽しむためには、どこの場所でも言える事ですが、釣り場での注意事項やマナーを守らなければなりません。
釣りが許可されている場所以外での釣りは禁止されています。また、釣り場は朝6時から夜の21時まで可能ですが、他の釣り場は時間制限がなく夜釣りも楽しむことができます。
釣り場でのマナーには、ゴミは持ち帰ることや釣り場での迷惑行為を控えることが挙げられます。
また、夜間は海側を照らす電灯がないため、ヘッドライトが必要です。多くの人が楽しめる環境を作るためにも、みんなでマナーを守りましょう。
まとめ
若洲海浜公園は東京都江東区にある、初心者から上級者まで楽しめる釣りスポットです。
多くの魚が釣れるポイントがあり、家族連れにもオススメです。アクセスも良く、公園内には設備も充実しています。
季節ごとの釣果や釣り場の状況に合わせた釣り方も楽しみながら、若洲海浜公園で釣りを満喫しましょう。