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買ったばかりのルアーを開けたら、フックが茶色く錆びていた。釣行のあとに見ると、針先が少し曲がっている。
替えたい。でも針で指を刺しそうで、サイズも分からず、手が止まってしまう。
あんぐちゃんフックって、自分で替えていいの? 失敗してルアーが泳がなくなったら嫌だな…。



そろえるのは3つだけニャ。手順も、外す順を守れば難しくないニャ。
ルアーのフック交換は、道具をそろえれば初心者でも自分でできる作業です。ただし、押さえたいコツが3つあります。
外す順番と、サイズの選び方。そして向きの確認。
この記事では、交換するかどうかの見分け方から、外し方と付け方、サイズの選び方までを順に書きました。付けたあとの失敗を防ぐ確認も入れています。
- 交換は回数ではなく、錆・曲がり・針先の鈍りなどの状態で決める
- 最小セットは新しいフック・スプリットリング・オープナーの3つ
- 外すときは、先にスプリットリングをルアーのアイから外す
- サイズは純正と同じが基準。上げすぎると泳ぎが変わることもある
- 付け終えたら、向きとリングの掛かりを確かめてから使う
ルアーのフックは、どんな状態になったら交換?


交換の目安は、回数や日数ではなく状態です。使う場所や頻度、保管の仕方で傷み方が変わるからです。
「何回使ったら」ではなく、「今のフックはどうか」で見る。釣行のあとに点検する習慣をつけると、見落としが減るはずです。
錆・曲がり・針先の鈍りを点検する
点検はルアーを手に取って、明るい場所で見るだけです。特別な道具は不要。
- 針先やカーブの部分に、茶色い錆が出ていない
- 針や軸が曲がったり、ねじれたりしていない
- 針先が丸くなっていない
- スプリットリングが開いたり、変形したりしていない
- ルアー側のアイの周りに、傷や錆が出ていない
ひとつでも当てはまれば、交換を考えるタイミングです。
海で使ったルアーは、塩が残りやすいもの。真水でさっとすすぎ、乾かしてから保管しましょう。
- 錆が針先まで回っている
- 曲がりを手で戻した跡がある
- 針先が横に倒れたり、めくれたりしている
曲がりを戻して使うと、その部分の強度が落ちて折れやすくなるおそれがある点にも注意が必要。大切な一尾のために、早めに新しいものへ替えるほうが安心です。
錆は保管でも変わるもの。濡れたまま閉じ込めない工夫は、ルアーケースの記事にまとめました。


ラインやフックのような消耗品は、まとめて点検するとラクです。ラインの見直しの目安もまとめてあるので、あわせてどうぞ。
爪で針先を確かめる簡易チェック
針先の鋭さは、爪を使った一般的な方法で確かめられるもの。針先を爪に軽く当てて、引っかかるか滑るかを見る方法です。
引っかかれば、まだ鋭さが残っています。すっと滑るなら、鈍っているのかも。
強く押しつけたり、針先を指の腹に向けたりしないでください。刺さらないよう、ごく軽く当てる程度にとどめます。



軽い鈍りなら、研げば使えるのかな。



研げる場合もあるニャ。でも錆や曲がりは、交換が基本ニャ。
研ぐ道具の話は、あとの商品の節で触れます。
交換に必要な道具は?これだけあれば足ります


最小セットは、新しいフック・スプリットリング・スプリットリングオープナーの3つです。ほかは、あると少しラクになる程度。
これだけは用意したいもの
- 新しいフック(トレブルやシングル)
- 新しいスプリットリング
- スプリットリングオープナー(リングを開ける専用の道具)
スプリットリングは、金属の輪が二重になった部品です。手や爪で開けようとすると、爪を傷めやすく、針で指を刺す原因にもなります。
古いリングは曲がったり弱ったりしていることも。新しいリングに替えたほうが安心です。
あると楽なもの
- フックカバー(外した針先を覆う)
- 小皿やトレー(小さな部品をなくさない)
- スマホ(元の向きを写真に残す)
- 明るいライトや、明るい窓際の机
外した部品は小さく、床に落ちると見つけにくいもの。トレーが1枚あるだけで、作業の安心感が違います。
どれくらい買えばいい?
最初から大量にそろえなくても大丈夫。点検で気になったルアーの分だけ、フックとリングを用意すれば足ります。
同じ番手のフックとリングは、数本まとまった商品もあります。使うたびに買い足す手間が減るのは、ありがたい点。
逆に、番手がバラバラのルアーが多いなら、少量のパックで確かめてから増やすのも手です。
ペンチで代用できる?
普通のペンチやプライヤーでも、できなくはない。ただ、リングの隙間に先端を入れにくく、リングを傷めやすい作りのものもあります。
何度も交換するなら、専用のオープナーが手早い。一般的な傾向は、次の表のとおり。
| 道具のタイプ | リングの開けやすさ | 持ち運び | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| オープナー専用 | 隙間に差し込みやすい形が多い | 小さく軽い | まず交換用に1つ欲しい人 |
| プライヤー型(リング開け付き) | 商品により差が出る | やや大きいが他の作業にも使える | ライン切りや魚外しも1本で済ませたい人 |
| 一般的なペンチ | リングを傷めやすいことがある | 家にあるものを流用できる | 1回だけ試したい人 |
表は一般的な傾向です。商品の形で使い心地は変わるため、気になる商品は説明や写真で確かめてください。
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.40(363件)(執筆時点)口コミを見る |
| 購入先 | \Amazon スマイルSale開催中! / |
上のオープナーは、手順の説明にそのまま使える形の道具。全長約70mmと小さく、道具箱やポケットに入れて持ち歩けます。釣り場で替えたいときの助けになります。
プライヤーの選び方は、別の記事でくわしく書いています。魚のハリ外しやライン切りにも使えるので、1本持っておくと活躍するはず。


実際に使った人の声を知りたい方は、オルルドのプライヤーの口コミ記事もどうぞ。


ルアーのフック交換の手順は?外す順と付ける順


コツは、先にスプリットリングをルアーのアイから外すこと。フック本体を直接引っ張って外すのは避けたいところ。
一般的な交換の流れを、外す手順と付ける手順に分けて説明します。ルアーによって細部が違うため、迷ったら商品の説明書きも見てください。
- 机の上など、安定した明るい場所で作業する
- 針先を、自分や周りの人に向けない
- 元のフックの向きを、スマホで写真に残す
- 外した部品を受けるトレーを置く
- 子どもやペットの手が届かない場所で行う
最初は、1つのルアーのフック1本だけで試してみてください。1本できれば、あとは同じ流れの繰り返し。
古いフックを外す
まず、リングをアイから外す4ステップ。
フックの付き方をスマホで撮っておきます。あとで元の向きに戻すときの目印になるはず。
スプリットリングの端の隙間に、オープナーの先端を差し込みます。リングは二重になっているので、端の隙間を見つけて差し込みます。
リングを軽く開いたまま、ルアーのアイをらせんに沿って回します。リングがアイから抜ければ、フックごと外れる。
外したフックは、針先にカバーをかぶせてトレーへ。針先を上向きに転がさないのがポイントです。
新しいフックを付ける
次は、新しいフックをつなぐ4ステップ。
フックのアイに、新しいスプリットリングの端を通します。ルアーに付ける前に、リングをフックへ通しておくのが基本。
ルアーのアイに近づけ、リングの隙間をオープナーで少し開きます。開けすぎると、リングが変形しやすいので注意。
ルアーのアイを、らせんに沿って回しながら通します。奥まで通ったら、リングの隙間がアイから離れていることを確かめる。
写真に残した元の向きと見比べます。フックが自由に動くか、ほかのフックと絡んでいないかも見ておきたいところ。
ルアーにフックが複数ある場合は、1か所ずつ替えると向きを間違えにくくなります。前の写真と見比べやすいからです。
うまくいかないときの対処
作業中に手が止まることもあるはず。よくある場面と考え方は、次のとおり。
- リングがアイに入らない:隙間をほんの少し広げ直し、らせんに沿ってゆっくり回す
- リングが大きく開いてしまった:変形したリングは使い回さず、新しいものに替える
- フックの向きが分からなくなった:撮っておいた写真や、同じルアーのもう一方のフックを手がかりにする
- 針先がカバーから出てしまう:サイズの合うカバーに替えるか、トレーの中だけで作業する
焦って力任せにすると、リングが変形したり、手元が滑ったりしがち。一度手を止めて、写真を見直すのが近道です。
ケガを防ぐ作業のコツ
針の扱いは、慣れていても気を抜かないこと。一般的な注意点を挙げます。
- 外した針は、すぐにカバーをかぶせる
- リングを開くときは、オープナーの先が滑らない向きで持つ
- リングが跳ねることがあるので、顔の近くで作業しない
- 疲れているときや暗いときは、作業を後回しにする
万一、針が皮膚に刺さったときは、無理に引き抜こうとしないでください。早めに医療機関へ相談しましょう。
| おすすめポイント |
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|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.10(302件)(執筆時点)口コミを見る |
| 購入先 | \Amazon スマイルSale開催中! / |
フックカバーは、外した針先の覆いにも、持ち運び中の保護にも使える周辺用品。対応するフックの大きさが商品ごとに違うので、手持ちのフックに合うか商品ページで確かめてください。紹介のMサイズは#6〜#10のトレブル向けです。#4・#5など大きめなら、#2〜#6向けのLサイズがあります。
フックのサイズ(番手)はどう選ぶ?純正と同じでいい?


迷ったら、純正と同じサイズです。ルアーは付属フックの重さと大きさを前提に、泳ぎのバランスを整えてあるもの。
番手の見方
トレブルフックは、番号が大きいほど針が小さくなるのが一般的です。たとえば、#4より#6のほうが小さい針、という関係。
ただし、同じ番号でもメーカーによって実寸が違います。番号だけで決めず、実物を比べましょう。
| 番手の例 | 針の大きさ(相対) | 選ぶときの見方 |
|---|---|---|
| #4 | 3つの中では大きめ | 外した純正フックの横に並べて、実寸を比べる |
| #6 | 中間 | 純正が#6なら、同じ番手を選ぶのが基本 |
| #8 | 3つの中では小さめ | 小型のルアーは重さが変わりやすい。説明書きの指定を確認する |
表は、あくまで番号の関係を示した例。使いどころは、ルアー側のパッケージや説明書きの指定が頼りです。



少し大きいほうが、魚が掛かりやすい気がするけど…。



サイズを上げすぎると、泳ぎが変わることがあるニャ。迷ったら純正と同じニャ。
ルアーによっては、フックの重さで浮き方や沈み方が変わる場合もあります。純正に近いサイズと重さを選ぶと、そのずれを抑えやすい。
スプリットリングのサイズ
スプリットリングにも番手があります。一般的な目安として、#0〜#5ほどのサイズ展開が多く見られます。
- ライトゲーム用の小さなルアー:#0〜#2あたり
- シーバス用のルアー:#3前後
- 大型のルアーや青物用:#3〜#5あたり
これは一般的な目安です。大切なのは、ルアーとフックのアイの大きさに合うことです。
リングが小さすぎると、フックが動きにくくなる。大きすぎると、重さが増えて動きに影響する場合があります。
ライトゲームのリングを選ぶ場面は、メバリングの道具選びの記事も参考になります。


重さ・太さ・防錆加工の違い
サイズが同じでも、フックには違いがある。軸の太さや重さ、表面の加工などです。
一般に、太い軸は曲がりにくい傾向があります。その分、重くなったり、刺さりにくくなったりする場合も。
- 曲がりにくい傾向がある
- 大きめの魚や、力の強い魚を狙うときに安心しやすい
- 重くなり、ルアーの動きが変わる場合がある
- 刺さりにくいと感じることもある
海で使うなら、防錆の表記があるか確かめましょう。同じ見た目でも、錆びにくさは商品ごとに違うもの。
トレブルフックとシングルフックはどう違う?替えていい?


トレブルは掛かりやすい傾向があり、シングルは魚を外しやすい傾向があります。ただし、どちらも一長一短。
| 見るところ | トレブル(3本針) | シングル(1本針) |
|---|---|---|
| 掛かりやすさ | 針が多く、掛かりやすい傾向 | 針が少なく、掛け方に差が出ることがある |
| 根掛かり | 針が多く、根掛かりしやすいことがある | 減らしやすいといわれる |
| 絡み・ケガ | 絡みやすく、刺さるリスクも増える | 扱いやすい傾向 |
| 魚を外しやすいか | 針が多く、外しにくいことがある | 外しやすい傾向 |
| ルアーへの影響 | 純正の多くはトレブル | 替えると泳ぎのバランスが変わる場合がある |
表は一般的な傾向です。魚種や場所で感じ方は変わるもの。
取り扱いの面では、針が3本あるトレブルのほうが慎重さが要ります。ポケットやバッグの中で、他のルアーや布に引っかかることもあるからです。
トレブルをシングルに替えると、重さや針の位置が変わるもの。ルアーの動きやバランスに影響が出る場合があります。
だから、まずは純正のままで使ってみるのが無難でしょう。慣れてから、少しずつ試してください。
ルアーの選び方そのものを知りたい方は、こちらもどうぞ。


交換したのに泳がない・掛からない?よくある失敗


交換後に泳ぎが変わったり、掛かりにくくなったりすることがあります。原因は、たいてい次の3つに分かれます。
| よくある失敗 | 起きやすいこと | 対策 |
|---|---|---|
| 向きを間違える | 泳ぎが乱れる、絡みやすい | 外す前の写真と見比べて、同じ向きに戻す |
| サイズを上げすぎる | 泳ぎが変わる、バランスが崩れる | まず純正と同じ番手で試す |
| リングの掛かりが浅い、ねじれている | フックが動きにくい、外れやすい | アイの奥まで通し、隙間がアイから離れているか見る |
リングの掛かりが浅いまま使うと、魚が掛かった瞬間に外れるおそれも。付け終えた確認は、省かないでください。



向きって、なんとなくで付けちゃいそう…。



向きを間違えやすいのが、いちばんの落とし穴ニャ。写真があれば安心ニャ。
向きの間違いは、外す前の写真があれば防げます。サイズの上げすぎも、純正を基準にすれば避けられる。
付け終えたら確認すること
作業のあとは、使う前に短い確認をします。ほんの短い確認で済みます。
- フックが、リングの中で自由に動く
- 隣のフックと、絡んでいない
- リングがアイの奥まで通っている
- リングの隙間が閉じて、ずれていない
- 向きが、最初に撮った写真と同じ
泳ぎの確認は水の中で
可能なら、水を張ったバケツや釣り場の足元で、ゆっくり引いて泳ぎを見てください。横に傾いたり、回転したりしていないかを確かめます。
違和感があれば、その場で向きを見直すのが先。実釣に入る前に気づければ、時間のむだも減るはず。
交換用の商品はどれを選ぶ?


交換に使いやすい商品を、商品ページの記載をもとに並べました。価格や在庫は変わるので、購入前に商品ページで確かめてください。
トレブルフック
まずは、ルアーの純正に近い系統を選ぶと、サイズで迷いにくい。
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.50(250件)(執筆時点)口コミを見る |
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DUOのルアーの一部(ビーチウォーカーやドラッグメタルなど)が推奨モデルに挙がっているトレブルです。#6が純正のルアー向けで、手持ちのルアーが対象かは商品ページの対応モデルで確認してください。そうでなければ、外した純正フックの番手に合わせて選びます。
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.20(14件)(執筆時点)口コミを見る |
| 購入先 | \Amazon スマイルSale開催中! / |
ナノスムースコートのトレブル(#3・18本入り)です。表面処理の詳しい内容と防錆性能は、商品ページやメーカー情報で確かめてください。
スプリットリング
リングは消耗品なので、まとめて買っておくと、交換のたびに買いに走らずに済みます。
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.30(588件)(執筆時点)口コミを見る |
| 購入先 | \Amazon スマイルSale開催中! / |
サイズは商品ページで確認。手持ちのルアーのアイに合う号数を選びましょう。
| おすすめポイント |
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|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.20(135件)(執筆時点)口コミを見る |
| 購入先 | \Amazon スマイルSale開催中! / |
サイズを選んで買う100個入りのリングです。日本メーカー品よりワンサイズ小さめの表記なので、サイズ表(外径)を見て選んでください。
あわせて検討したい周辺用品
軽い鈍りなら、研いで使える場合もあります。ただし錆や曲がりは、交換が基本。
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.10(351件)(執筆時点)口コミを見る |
| 購入先 | \Amazon スマイルSale開催中! / |
フックカバーは、手順の節で紹介したものが役立ちます。外した針先の保護用に、手持ちのフックに合うサイズを1つ持っておくと安心。
- 外した純正フックの番手を、確かめた
- スプリットリングのサイズを、アイの大きさに合わせた
- オープナーかプライヤーを、1つ用意した
- 防錆の表記を、確認した
よくある質問


まとめ:まず手持ちのルアーを点検しよう


ルアーのフック交換は、特別な技術がなくてもできます。大切なのは、次の3つでした。
どれも、道具の値段より「順番」と「確認」の話。完璧を目指さず、1つ替えてみるところから十分です。
- 回数ではなく、状態(錆・曲がり・鈍り)で点検する
- サイズは純正と同じを基準に、実物を並べて選ぶ
- 外す前に向きを写真に残し、付けたあとで見比べる
まずは、手持ちのルアーのフックを、明るい場所で1つずつ見てみることから始めましょう。気になるものがあれば、道具をそろえて1か所ずつ替えるだけ。
- 手持ちのルアーを並べて、フックを1つずつ点検する
- 気になるルアーに、付箋やメモで印をつける
- 番手を確かめて、フックとスプリットリングを用意する
- 週末に、1つのルアーで交換を試してみる
替えたあとは、ラインの結び方も確認しておくと安心です。


















