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「釣り用のレインウェアって、結局どれを買えばいいの?」と検索してみたものの、耐水圧だの透湿性だの数字ばかり並んでいて、余計に迷った人は多いのではないでしょうか。
私も釣りを始めたころは、「雨さえ防げれば何でもいい」と考えて、いちばん安い合羽を選んでいました。
あんぐちゃん雨をはじいてくれれば十分ですよね? 数字の違いなんて、正直よく分からないです……。



そこが落とし穴ニャ。防水だけで選ぶと、雨は防げても自分の汗でびしょ濡れになることがあるニャ。
実際、その合羽は雨こそ通さなかったものの、堤防で1時間ほどキャストを繰り返すうちに、内側がじっとり湿ってきました。
帰り際に吹いた風がやけに冷たく、車へ戻るころには肩がガタガタ震えていたのを今でも覚えています。



雨の日は水しぶきも多いから、汗の逃げ道がないと本当につらいんだぽよ。
この記事では、耐水圧と透湿性の数字を釣り向けにかみ砕いたうえで、堤防・船釣り・真夏・冬という用途別に選び方を整理しました。
ワークマンや作業用の合羽でどこまで済ませられるのか、釣り専用ウェアとの差はどこにあるのかも、できるだけ正直に書いています。
- 防水だけで選ぶと蒸れて失敗する理由
- 耐水圧と透湿性の数字の読み方と、釣りでの目安
- 堤防・船釣り・真夏のゲリラ豪雨・冬の防寒兼用、用途別の選び方
- ワークマンや作業用合羽と、釣り専用ウェアの違い
- レインウェアを長持ちさせるお手入れのコツ
先に結論を書いておくと、釣りのレインウェアは耐水圧と透湿性の両方を見て、釣り方に合うタイプを選ぶのが、いちばん失敗しにくい選び方です。
釣りのレインウェアは防水だけで選ぶと失敗する?


結論から言うと、防水性が高いだけのレインウェアは、動きの多い釣りだと蒸れて失敗しがちです。
雨を通さない生地は、そのままだと汗の水蒸気も外へ出しにくいからです。
モンベルの公式解説でも、運動量の多い場面では透湿性が低いと「雨は防げても汗で体が濡れてしまい、体温低下を招く」と説明されています(モンベル公式)。



雨具は雨から守るだけの道具じゃないニャ。汗をどう逃がすかまで含めて選ぶのが、釣りでは大事なのニャ。
堤防釣りで蒸れる仕組み
キャストを繰り返す、釣り場を歩いて移動する、荷物を運ぶといった動作は、思っている以上に体温を上げます。
出てきた汗が水蒸気になっても逃げ場がなければ、服の内側で結露のように濡れていきます。



汗って、止まらずにずっと出続けるものだから、逃げ道がないと溜まる一方なんだぽよ。
蒸れは夏なら熱中症、秋冬なら汗冷えにつながるため、TACKLE NOTEの海釣り用レインウェア解説でも、透湿性を重視する理由として挙げられています(TACKLE NOTE)。
雨の日の釣りは「濡れないこと」より「内側を濡らさないこと」のほうが、実は難しいのです。
私が防水だけの合羽で痛い目を見た話
まだ釣り歴半年だったころ、朝まずめを狙って雨の堤防に立ったことがあります。
着ていたのは、防水をうたう安い上下セットで、袖を通した瞬間は「これで完璧だ」と思いました。
ところが30分もしないうちに背中がむわっと温かくなり、ファスナーを少し開けると、生地の内側に細かい水滴がびっしり付いていたのです。



えっ、その水滴って雨漏りじゃなくて、汗だったんですか?
雨水ではなく、自分の汗でした。
それから風が強まり、濡れたインナーが冷えて、竿を握る指先の感覚がなくなっていきました。
あの日は釣果どころか、早上がりして車の暖房にしがみつく結果になりました。
- 防水性だけの合羽は、動くほど内側が濡れやすい
- 濡れた状態で風を受けると、体温は思った以上に奪われる
- 雨具選びは「防水」と「透湿」をセットで見る
海の上は濡れたままがいちばん危ない
海での釣りは、天気の変化が早く、陸より気温が低く感じやすく、風をさえぎるものもありません。
TACKLE NOTEも、雨や海水で濡れたままだと低体温症のリスクがあるため、海釣りではレインウェアが必須だと説明しています(TACKLE NOTE)。
つまり釣りのレインウェアは、雨をしのぐ道具であると同時に、体温を守る防寒具でもあるわけです。
耐水圧と透湿性の数字は釣りでどこを見ればいい?


先に答えを書くと、釣りでは耐水圧10,000mm以上・透湿性5,000g/m²/24h以上を最低ラインにして、動きの多い釣りや船釣りはもう一段上を狙うのが目安です。
ただしこれは規格で決まった基準ではなく、メーカーや釣り専門メディアが示している目安なので、出どころも一緒に確認していきます。
耐水圧は水圧に何mmまで耐えられるかの数字
耐水圧とは、生地に水圧をかけて裏側に水がしみ出した時点の水圧を、mmで表した数値です(モンベル公式)。
ビニール傘の耐水圧は250mm程度とされており(TSURI HACK)、数字が大きいほど雨をしみ込ませにくくなります。
見落としがちなのは、同じ雨でも体を動かしたり座ったりすると、生地にかかる圧力が上がる点です。
- 通常の雨:約50〜1,500mm
- 座った状態:約2,000mm
- 膝をついた状態:約10,000mm
これはモンベルの解説図に示された、姿勢ごとの耐水圧の目安です(モンベル公式)。



座るだけで必要な数字が変わるんですか? 傘と同じ感覚で選んでました……。



体重がかかる分、水が押し込まれるのニャ。船で座ったり膝をついたりするなら、数字には余裕を持たせたいニャ。
透湿性は汗の水蒸気をどれだけ逃がせるかの数字
透湿性は、1平方メートルの生地が24時間に外へ逃がした水蒸気の量をgで表した数値で、単位はg/m²・24hrsです(モンベル公式)。
数字が大きいほど蒸れにくい、と覚えておけば十分です。
素材によっては耐水圧と透湿性の両立が難しく、片方の数字だけが突出した製品もあるため、両方の数字が書かれていて極端に低くないものを選ぶのが安心です。
釣りで目安にしたい数字の早見表
釣り関連の解説記事で示されている目安を、並べて整理しました。
| 項目 | 最低ラインの目安 | 動きの多い釣り・船釣りの目安 | 目安の出どころ |
|---|---|---|---|
| 耐水圧 | 10,000mm以上(大雨でも使える水準) | 20,000mm以上 | TACKLE NOTE(10,000mm)、TSURI HACK(20,000mm以上を基準に)、モンベル(自社で使う素材の基準が20,000mm以上) |
| 透湿性 | 5,000g/m²/24h以上 | 8,000g/m²/24h以上が安心 | TACKLE NOTE(5,000)、同サイトの別記事(バス釣り用レインウェアの記事で、筆者が「最低でも8,000は必要」と感じたという記述) |
媒体によって数字に幅があるのは、どれも基準というより「この程度あれば困りにくい」という経験則だからです(TACKLE NOTE、TACKLE NOTE、TSURI HACK)。
迷ったら、初めての一着は耐水圧10,000mm台・透湿性5,000以上を軸に、船釣りや荒天の釣行が多い人は耐水圧20,000mm以上を選ぶと考えておくと分かりやすいです。
なお、船釣りで20,000mm以上を勧めているのは、座る・膝をつく場面が多く姿勢による水圧も考えて余裕を持たせたい、という私の整理です。表の数字は出どころごとの目安として見てください。



数字は高いほど良いけれど、価格も上がるニャ。自分がどんな天気の日に釣りをするのかを先に決めるのが近道ニャ。
数字だけで決めない3つの落とし穴
スペック表の数字が良くても、実際の使い心地までは分からないことがあります。
- 測定方法が違うことがある:透湿度はJIS規格で測られますが、製品ごとに「A-1法」「B-1法」など測定法の表記が異なる場合があるため、メーカーが違う製品同士の数字は大まかな比較にとどめます
- 撥水性が落ちると着心地が変わる:生地の表面が水をはじかなくなると、表面が濡れた状態が続き、ウェアが重く感じやすくなります
- 縫い目・袖口・ファスナーから水が入る:二重の袖口や止水性の高いシームテープ、止水ファスナーといった作りも、数字に表れない大事な性能です
こうした構造面は、TACKLE NOTEでも「袖口や裾の絞り機能、止水ファスナー付きポケット、フードの着脱、脇のベンチレーター」を確認ポイントとして挙げています。
シームテープとベンチレーターって何?
シームテープは、生地の縫い目から水が入らないように裏側から貼られた防水テープのことです。
ベンチレーターは、脇などに付いた換気用の開口部で、ファスナーを開けると熱や湿気を外に逃がせます。
セパレート・ポンチョ・ビブパンツ、釣りで使いやすいのは?


迷ったら上下セパレートのレインスーツが基本で、船釣りはビブパンツ、短時間の保険ならポンチョという使い分けが、釣りでは定番です。
理由は、釣りの動きと服の形がかなり深く関わってくるからです。
| タイプ | 向く釣り | 良い点 | 気になる点 |
|---|---|---|---|
| 上下セパレート(レインスーツ) | 堤防・陸っぱり・ルアー釣り全般 | 動きやすく、片方が傷んでも片側だけ買い替えられる | 腰回りの隙間から濡れることがある |
| ジャケット+ビブパンツ(サロペット) | 船釣りなど立ち座りの多い釣り | 腰からの浸水を防げ、ジャケットと併用で防水性が上がる | 着脱にやや手間がかかる |
| ポンチョ・レインコート | 短時間・あまり動かない釣り | サッと羽織れて、膝近くまで一枚でカバーできる | 動きやすさはセパレートに劣り、足元は別の対策が必要 |
タイプごとの特徴は、TSURI HACKが示している「セパレート/レインコート・ポンチョ/ビブパンツ」の3分類に沿って整理しました。



最初の一着は、堤防に通うならセパレート、船に乗る予定が決まっているならビブパンツ付きのスーツを考えるといいニャ。



ポンチョは楽そうだから、私はそれでもいいかなって思ってました!
ポンチョは短時間の釣りなら便利ですが、風の日や歩き回る釣りでは裾がバタつきやすく、キャストの邪魔になることがあります。
初めての一着を決める3ステップ
堤防・サーフ・磯などの陸っぱり中心か、船釣りに行く予定があるかで、必要な形が変わります。
夏の暑さの中で使うか、冬の寒さの中で使うかで、透湿性と防寒性のどちらを優先するかが決まります。
年に数回の雨対策なら価格を抑え、毎週のように通うなら素材のしっかりした一着に投資するほうが、結果的に長持ちします。
見落としがちな機能のチェックポイント
同じ数字のウェアでも、釣りに向いた作りかどうかで使い勝手が大きく変わります。
- フード:キャップの上からでも被りやすい大きめの作りだと、視界を確保しやすくなります
- 袖口と裾:絞れる構造だと、腕を上げたときの浸水を防ぎやすくなります
- ポケット:止水ファスナー付きだと、スマホや小物を雨から守れます
- 脇のベンチレーター:蒸れたときにファスナーを開けて熱を逃がせます
- ライフジャケット対応:着けたままでも胸ポケットが使えるかは、船釣りで効いてきます
こうした釣り専用の作り込みがあるかどうかが、ワークマンや作業用合羽との大きな違いにもなります。
堤防・陸っぱり中心なら透湿性と動きやすさを優先しよう


堤防や陸っぱりの釣りなら、蒸れにくさと動きやすさを重視した上下セパレートを選ぶのが基本です。



堤防ならそこまで本格的じゃなくても大丈夫ですか? それとも、ちゃんとした専用品のほうがいいんでしょうか。
理由は、陸っぱりの釣りは歩く、投げる、しゃがむといった動作の連続で、汗をかく時間がとにかく長いからです。
TACKLE NOTEの比較記事でも、竿を動かす釣りや移動を伴う陸っぱりでは動きやすさが必須で、釣り用は通常のカッパより動きやすいものが多いと説明されています(TACKLE NOTE)。
ストレッチ性のある生地や、立体的な裁断のウェアなら、キャストの腕の上げ下げでも突っ張りにくくなります。



動きやすさは数字に出にくいから、試着できるなら試しておくといいニャ。
釣具メーカーの入門〜中堅クラスでは、シマノの「DSベーシックスーツ」のようにドライシールドという独自素材で耐水圧と透湿性を両立させたモデルや、ダイワのレインマックス素材のレインスーツなどが、比較記事でも取り上げられています(TACKLE NOTE、TACKLE NOTE)。
細かい仕様は年ごとに更新されるため、最新の数値は各メーカーの公式ページで確認してください。
私が陸っぱりで一着目に選ぶなら、次の条件で絞り込みます。
- 耐水圧10,000mm以上、透湿性5,000g/m²/24h以上の記載があること
- 脇のベンチレーターや、袖口を絞れる構造があること
- ストレッチ性があり、腕を上げても突っ張らないこと
- 着込む季節を考えて、ワンサイズ大きめも試着してみること
試着できるなら、竿を構えるポーズをとって腕を上げたときの突っ張りを確かめると、買ってからの失敗が減ります。
初めての釣り用レインスーツは、まず入門クラスの透湿防水タイプから探すのがおすすめです。
| おすすめポイント |
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|---|---|
| 購入先 |
釣り全般の服装や道具の予算感は、釣り初心者の道具は予算いくら?1万円で揃う全アイテムと選び方や釣りガールの始め方でも整理しています。
船釣りは水を被る前提で丈・フード・素材の考え方が変わる


船釣りでは、腰まわりをしっかり覆えて、水洗いしやすい素材を軸に選ぶと、堤防用のセパレートより安心です。
TSURI HACKも、船やボートの釣りは移動中に飛沫を被ることが日常茶飯事だと説明しています。



船の上は逃げ場がないから、水しぶきも風も全部真正面から来るんだぽよ。
船釣りは立ったり座ったりで水圧もかかる
船の上では、立つ、しゃがむ、座る、膝をつくといった姿勢の変化がひっきりなしに起こります。
先ほど触れたとおり、座ったり膝をついたりすると生地にかかる水圧が上がるため、堤防用よりも耐水圧に余裕のあるモデルを選んでおくと安心です。
TSURI HACKの特集では、釣り用レインウェアの基準として耐水圧20,000mm以上を挙げています(TSURI HACK)。
腰からの浸水を防ぐならビブパンツ
上下別々のセパレートは、上着の裾とパンツの境目から水が入りやすいという弱点があります。
胸当て付きのビブパンツ(サロペット)は、この隙間そのものをなくせるため、船釣りで定番になっています。
ジャケットと重ねて使えば、腰回りの防水性が上がるとTSURI HACKも説明しています。
フードと丈の選び方は一般的な考え方で絞る
フードや丈の細かい作りについて、メディアの解説は多くありません。
そこで、釣具メーカーの製品説明で見られる特徴から、船釣りで効きやすいポイントをまとめます。
- フード:キャップの上から被れる大きめのものや、チンガード(顎を覆う部分)付きで取り外せるものが製品として出ています
- ジャケットの丈:ビブパンツと重ねて、座っても腰が出ないくらいの長さがあると、飛沫で腰が濡れにくくなります(一般的な考え方)
- 裾の作り:二重の裾で靴の中に水が入るのを防ぐ構造のモデルもあります
- 襟まわり:水を吸いにくい生地を使った襟のモデルがあります
- ポケット:ライフジャケットを着けたまま胸ポケットを使える設計のモデルもあります
こうした特徴は、TACKLE NOTEやTSURI HACKで紹介されている各社の製品説明に基づいています。
実際に乗る船で必要な装備は、船宿のルールに従うのが大前提です。
船釣りで使われる素材のメリット・デメリット
船釣りでは、水で洗い流しやすいPU素材やPVC素材が使われることも多く、ここも堤防用とは選び方が違うところです。
- 水を被っても、真水で汚れを洗い流しやすい
- PUは防風性が高く、冬の船釣りで好まれる
- PVCは価格を抑えやすい
- PUは透湿性がなく、動くと蒸れやすい
- PVCはPUより蒸れやすく伸縮性も劣る傾向がある
- 夏の長時間の使用では暑さがつらくなりやすい
素材の傾向はTSURI HACKの解説をもとにしており、船宿ごとの水の被り具合や季節で最適解は変わります。



真夏の船で蒸れが心配なら、透湿防水素材のスーツで脇のベンチレーターを使うと、かなり楽になるニャ。
ジャケットとビブパンツのセットで、船釣りに向いたモデルを探してみてください。
| おすすめポイント |
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真夏のゲリラ豪雨と冬の防寒兼用、季節で選び方はこう変わる


レインウェアは雨具であると同時に、夏は暑さ対策、冬は防寒対策の一部でもあるため、季節で優先順位が変わります。
真夏は蒸れにくさと軽さが最優先
夏の突然の雨は、短時間で降りやんで、あとはむわっと蒸し暑くなることもあります。
だからこそ夏は透湿性の高さと軽さが最優先で、厚手の防寒兼用モデルは避けたほうが快適です。
- 脇にベンチレーターがあり、蒸れたらすぐ開けられる
- 薄手で軽く、バッグに丸めて入れられる
- 透湿性がしっかり書かれている(できれば8,000g/m²/24h以上)
釣具メーカーのマズメの「コンタクトレインスーツII」は、スリムで薄手の夏向けカットとして紹介されています(TACKLE NOTE)。
同じモデルでも、冬に着込むなら1〜2サイズ上を選ぶようにとの案内があり、使う季節でサイズの選び方が変わります。



夏用と冬用で、同じモデルでもサイズ感が変わるなんて知りませんでした!
熱中症が心配な夏は、冷感ポンチョは釣りの熱中症対策になる?選び方とおすすめ4選と日焼け止めと日焼け対策もあわせて読むと、暑さ対策の全体像がつかめます。
常にバッグに忍ばせておける軽量のジャケットが、夏の突然の雨ではいちばん頼りになります。
冬は防寒着を重ねられる余裕と防風性を重視
冬の釣りではレインウェアで風を止めて、中の防寒着で温度を調整するという考え方が基本です。
一般にレインスーツは風を通しにくいため、雨が降っていない寒い日の防風着としても使えます。
TSURI HACKによると、PU素材は防風性に優れ冬の船釣りに好まれる一方、透湿性がないため動くと蒸れやすい点に注意が必要です。



冬の海は風を受けるだけで体感温度がぐっと下がるから、防風はとっても大事なんだぽよ。
釣具メーカーには、シマノの「ネクサス ゴアテックス ウォームスーツ」のように防寒仕様を前面に出したモデルもあり、防寒性に優れたレインスーツとして紹介されています(TSURI HACK)。
サイズは、中に着込むことを前提にワンサイズ大きめを試すのがおすすめです。
インナーやミドルなど防寒着そのものの選び方は、ワークマンの防寒着を中心にした記事で詳しく書いています。夜の防寒は夜釣り初心者の持ち物完全ガイド、季節ごとの釣り物は海釣りは何月が一番釣れる?初心者向け月別ターゲット魚カレンダーもあわせてどうぞ。
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ワークマンや作業用の合羽でも釣りはできる?専用ウェアとの違い


短時間の堤防釣りならワークマンなどのコスパモデルで十分戦えるが、船釣りや長時間の雨では専用ウェアのほうが安心です。
ここで扱うのは、雨を防ぐためのレインスーツや合羽の話です。ワークマンの防寒着(インナー・アウター・防寒小物)が冬の釣りに使えるかどうかは、釣りの防寒着はワークマンで足りるのかを解説した記事にまとめているので、寒さ対策が目的の人はそちらをどうぞ。



専用ウェアは高いから、ワークマンとかで済ませたいなって思っちゃいます。



予算を抑えること自体は賢い選択ニャ。どこまで妥協していいかを先に決めておけば、失敗しないニャ。
作業用のPVC合羽は防水は強いが透湿性がない
ホームセンターなどで見かけるPVC(塩化ビニール)製の作業用合羽は、水を通さず、汚れを洗い流しやすく、価格も安いのが魅力です。
一方で透湿性がなく、動くと内側が蒸れやすいのは、先ほど説明した船釣り用のPVCウェアと同じ性質です。
そのため、短時間の保険として車に積んでおく、汚れやすいエサ釣りで使う、といった割り切った使い方に向いています。
ワークマンはモデルによって数字が大きく違う
以下は、2026年10月に確認した紹介記事の情報です。
TSURI HACKのレインウェア特集では、ワークマンはミズノやオンヨネと並ぶ「1.5万円以下のコスパ枠」として紹介されています(TSURI HACK)。
ここで注意したいのは、同じワークマンのレインスーツでもモデルによって耐水圧や透湿性が大きく違うことです。
| モデル | 耐水圧 | 透湿性 |
|---|---|---|
| レインスーツ ストレッチパーフェクト(STRETCH Perfect) | 10,000mm | 8,000g/m²/24h |
| イナレムストレッチレインスーツ | 20,000mm | 25,000g/m²/24h |
数字はTSURI HACKの特集の記載をもとに、ワークマン公式サイトの表記と照らして載せています。表のとおり、イナレムはストレッチパーフェクトと比べて、耐水圧が2倍、透湿性が3倍ほどの数字です。
ただし、価格や仕様は年ごとに変わるため、最新の数値や価格は購入前にワークマン公式オンラインストアの商品ページで必ず確認してください。
ワークマン公式サイトでは、商品ごとの耐水圧・透湿度が記載されています。
- 数千円台から買えるモデルがある
- ストレッチ性があり、動きやすいモデルが多い
- モデルによっては耐水圧・透湿性が釣り専用品に近い数字のものもある
- モデルによって性能差が大きく、型番ごとに数字の確認が必要
- 船釣り向けのビブパンツなど、釣り専用の構造は期待しにくい
- ライフジャケット対応のポケット配置など、細かな釣り向け設計は製品次第
釣り専用ウェアとの違いを一覧で比べる
作業用合羽、ワークマンなどのコスパモデル、釣具メーカー、アウトドアブランドの傾向を、釣りの目線で整理しました。
| 作業用PVC合羽 | ワークマンなどコスパモデル | 釣具メーカーの専用ウェア | アウトドアブランド | |
|---|---|---|---|---|
| 価格の傾向 | いちばん安い | 数千円台のモデルがある | 入門から上位モデルまで幅広い | 高めになりやすい |
| 透湿性 | ほぼなし | モデルによる(要確認) | 独自素材やゴアテックスなど選択肢が多い | 高機能素材が中心 |
| 釣り向け機能 | ほぼなし | 製品による | ポケット・フード・袖口・ライフジャケット対応など | 汎用設計が多い |
| 向く場面 | 短時間の保険・汚れやすい作業 | 堤防の雨対策・予算重視 | 堤防から船釣りまで本格的に | 釣り以外の山歩きなどとの兼用 |
価格の差は、主に防水透湿素材の質と、縫い目の処理や機能の作り込みの違いから生まれると考えられます。



どこまで妥協していいかは、「濡れたとき困る場所」で決めるのがコツニャ。腰回りと蒸れだけは、できれば妥協しないほうがいいニャ。
妥協してよい点と妥協しないほうがよい点
- ブランド名やデザイン、色
- ポケットの位置や数
- 予備として使う場合の、細かい機能の豪華さ
- 船釣りでの腰回りの浸水対策(ビブパンツなど)
- 夏の長時間使用での透湿性
- 冬に着込める余裕のあるサイズ
- 耐水圧・透湿性の数字が確認できること
予算を抑えたい人は、ワークマンなどでまず一着そろえ、船釣りに挑戦するタイミングで専用ウェアを買い足す流れが現実的です。
| おすすめポイント |
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レインウェアは洗って長持ちさせるべき?釣りならなおさら


釣りで使ったレインウェアは、海水やエサ汚れを落とすために洗ったほうがよいです。
Honda釣り倶楽部の解説では、生地に汚れや油分がこびりつくと撥水の細かい突起が寝てしまい、撥水スプレーを使っても本来の効果が出にくくなると説明されています(Honda釣り倶楽部)。
釣りは海水やエサで汚れやすいため、他のアウトドアウェア以上に洗濯が必要だともされています。
一般的な家庭用洗剤か、透湿防水ウェア専用の洗剤を使い、粉末洗剤・柔軟剤・漂白剤は生地の目詰まりや劣化の原因になるため避けます。
1〜2着なら手洗い、洗濯機を使うならジッパーを閉めて洗濯ネットに入れ、強く絞らないようにします。
真水で洗剤成分をしっかり落とします。
干して乾かしたあと、当て布をして低温のアイロンをかけ(スチームはオフ)、熱処理で撥水の突起を立ち上げます。
実際のお手入れは、必ず製品の洗濯表示に従ってください。
竿の洗い方やリールの洗い方と同じタイミングで、レインウェアも洗う習慣をつけておくと楽です。
透湿防水ウェア専用の洗剤を1本そろえておくと、洗濯のたびに迷わずに済みます。
| おすすめポイント |
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レインウェアがあっても撤収を考えたほうがいい場面は?


レインウェアは雨と風から体を守る道具であって、雷や強風といった危険から身を守ってくれるわけではありません。
雷が鳴り始めたら、レインウェアを着ていても釣りを中断して、車内や建物の中などの安全な場所へ移動するのが基本です。
強風の日も撤収の目安を知っておくことが大切で、天気が崩れそうな日は事前に確認しておくと安心です。




釣りのレインウェアに関するよくある質問


ここまでの内容と重なる部分もありますが、検索でよく見られる疑問をまとめました。



雨の日でも、準備をしておけば釣りはもっと楽しくなるんだぽよ。応援してるぽよ!
まとめ


釣りのレインウェア選びは、数字の意味さえ分かれば、決して難しくありません。
- 防水だけで選ぶと、動く釣りでは汗で蒸れて失敗しやすい
- 耐水圧10,000mm以上・透湿性5,000g/m²/24h以上を最低ラインに、船釣りは20,000mm以上が安心
- 堤防はセパレート、船釣りはビブパンツ、夏は軽量、冬は防寒兼用で選び分ける
- ワークマンは短時間の堤防なら有力な選択肢だが、モデルごとの数字確認が必須
- 釣りで使ったレインウェアは、洗って性能を保つ
まずは自分がよく行く釣り場と季節を思い浮かべて、必要な一着を選んでみてください。
| おすすめポイント |
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| 購入先 |
あわせて読んでおきたい記事も、置いておきます。









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